Menu
印刷の基礎知識 2026.09.25

「冊子印刷の『中綴じ』と『無線綴じ』の違いは?選び方をわかりやすく解説」

中綴じと無線綴じの違いのアイキャッチ画像

冊子やパンフレットを印刷するとき、「中綴じと無線綴じ、どちらを選べばいいのだろう?」と迷うことがあります。

どちらもよく使われる製本方法ですが、仕上がりの見た目や、適しているページ数、用途などに違いがあります。

この記事では、「中綴じ」と「無線綴じ」の違いと、それぞれどのような冊子に向いているのかを分かりやすくご紹介します。

中綴じと無線綴じの違い

大きな違いは、冊子をどのような方法で綴じているかです。

中綴じは、二つ折りにした紙を重ね、冊子の中央部分を針金で留める製本方法です。

中央を針金で留めた中綴じ冊子

一方、無線綴じは、本文を重ねて背の部分を糊で固め、表紙でくるむ製本方法です。

  • 比較的ページ数が少なく、開きやすい冊子 → 中綴じ
  • ページ数が多く、背表紙のあるしっかりした冊子 → 無線綴じ

中綴じとは?

中綴じは、冊子を開いた中央部分を針金で綴じる製本方法です。

パンフレットや会社案内、学校案内、広報誌など、比較的ページ数の少ない冊子でよく使われています。

中綴じの特徴

中綴じの大きな特徴は、冊子を大きく開きやすいことです。

中央部分まで比較的開きやすいため、写真や図表を見開きで大きく見せたい場合にも向いています。

また、構造が比較的シンプルなため、ページ数の少ない冊子をまとまった部数で制作する場合にもよく利用されます。

中綴じが向いている印刷物

  • 商品パンフレット
  • 会社案内
  • 学校案内
  • イベントプログラム
  • 広報誌・会報誌
  • フリーペーパー
  • 商品カタログ

「ページ数はそれほど多くないけれど、冊子としてきれいに仕上げたい」という場合は、中綴じが有力な選択肢になります。

中綴じ冊子の仕様・価格表はこちら

無線綴じとは?

無線綴じは、本文の背の部分を糊で固め、表紙で包み込む製本方法です。

背を糊で固めて製本した無線綴じ冊子

書籍のように背表紙ができるため、ページ数の多い冊子でも、まとまりのあるしっかりした仕上がりになります。

針金を使用しないことから「無線綴じ」と呼ばれています。

無線綴じの特徴

無線綴じの大きな特徴は、多ページの冊子を製本しやすいことです。

背表紙ができるため、冊子を棚に並べたときにもタイトルや内容を確認しやすくなります。

また、表紙と本文で異なる用紙を使用することもできます。

  • 表紙だけ厚い紙にする
  • 表紙にPP加工をする
  • 本文には読みやすい用紙を使用する

無線綴じが向いている印刷物

  • 商品カタログ・総合カタログ
  • 会社案内
  • 学校案内
  • 教材・テキスト
  • マニュアル
  • 記念誌
  • 報告書
  • 多ページのパンフレット

ページ数が多い冊子や、一定期間保管して使用する冊子では、無線綴じが選ばれることが多くなります。

無線綴じ冊子の仕様・価格表はこちら

中綴じと無線綴じ、どちらを選ぶ?

製本方法を選ぶときは、主に「ページ数」「用途」「見た目」「開きやすさ」の4つを基準に考えると分かりやすくなります。

ページ数が少ない場合

比較的ページ数の少ない冊子であれば、中綴じが適しています。

パンフレットや薄めの商品案内、会社案内などでは、中綴じがよく利用されます。

ページ数が多い場合

ページ数が多くなる場合は、無線綴じが適しています。

厚みのある冊子でもまとめやすく、背表紙を作ることができるため、カタログやマニュアルなどにも向いています。

見開きを大きく見せたい場合

写真やデザインを見開きで大きく見せたい場合は、中綴じが向いています。

冊子の中央部分まで開きやすいため、誌面全体を使ったレイアウトにも対応しやすい製本方法です。

しっかりした冊子に仕上げたい場合

背表紙を付け、厚みのある冊子として仕上げたい場合は、無線綴じが向いています。

特に商品カタログや学校案内、会社案内など、一定期間保管して使用する冊子との相性が良い製本方法です。

ページ数だけで決めなくても大丈夫です

「何ページなら必ず中綴じ」「何ページ以上なら必ず無線綴じ」と単純に決まるわけではありません。

使用する紙の厚さや冊子のサイズ、部数、仕上がりの希望によって、適した製本方法は変わります。

  • 表紙を厚くしたい
  • 本文に厚めの用紙を使用したい
  • 大量部数を制作したい
  • 表紙にPP加工をしたい
  • 複数の営業所や店舗へ仕分けして発送したい

このような条件によっても、適した仕様は変わります。

仕様がまだ決まっていない段階でも、用途・サイズ・ページ数・予定部数などをお知らせいただければ、条件に合わせてご案内できます。

中〜大ロットの冊子印刷もプリント名人へ

プリント名人では、中綴じ冊子・無線綴じ冊子をはじめ、中〜大ロットの冊子印刷に対応しています。

サイトに掲載している仕様や部数だけでなく、料金表に掲載していない仕様についてもご相談いただけます。

また、印刷・製本だけでなく、案件に応じて次のような作業もまとめてご相談いただけます。

  • 納品先ごとの仕分け
  • 梱包
  • 複数拠点への発送
  • 全国発送

「中綴じと無線綴じのどちらが適しているか分からない」

「数千部・数万部の冊子をまとめて見積もりたい」

「複数の店舗や営業所へ数量を分けて発送したい」

といった場合も、お気軽にお問い合わせください。

用途・サイズ・ページ数・部数・納品先などを確認し、案件に合わせた仕様をご案内します。

ブログ一覧へ戻る

法人向け印刷サービス「プリント名人」へのお問い合わせ・お見積もり